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首都高日記1

 最近愛車を本格的に走らせていない、と嘆いていたが、嘆くばかりでは何も起きない訳で…。
 そう思っていたところ、夏の暑さが本格化しそうな某日朝、前日早く就寝したのが幸い?したのか少し早めに目が覚めた。再度眠ろうと試みたがどうも寝つかれない。休みと言うこともあり、無駄な努力を諦め、起きて走りに行く事にした。

 そうと決心すれば後は準備をするだけ。素早く着替え、水分補給のために冷蔵庫にあった飲料を手あたりしだいバッグに詰め込む。気持ちは既にはやっている。

 時間が時間だけに周囲に迷惑をかけないように家を出る。駐車場では愛車があたかもこれからの走りを期待しているかのように待っている。

 常時設定しているセキュリティを解除、続いてドアロックを解除して乗り込む。ほぼ1週間ぶりだが何も変わりはない。イグニションをひねる。日産最後の直6ターボエンジンが一発で目覚める。サンシェードを折りたたみ出発の準備。
間もなくGPS機能付きレーダー探知機がGPSをキャッチした旨アナウンス。もしここで暖気運転は充分だ。あとは第三京浜に乗るまでの間に気持ちの方も暖気運転すれば完璧である。

 今日は、第三京浜→湾岸線→有明でレインボーブリッジ→都心環状線→浜崎橋→谷町→竹橋→5号に出て板橋→中央環状線→南下して葛西→湾岸線→東海→横羽線→第三京浜と言うルートを想定。果たして構想通りに走れるか。

 駐車場を出て道路までのアクセスを静かに走行。幹線道路は時間も早くクルマはいない。一時停止後に右折、アクセルをやや踏み込む。ローギアとは言えブースト計の針が反応、加給が始まる。ほどなく赤信号にひっかかる。ここでのアイドリングで暖気は終了である。

 ルームミラーに目をやると空車のタクシーが視界に入る。
 信号が変わる。本日の試運転よろしくローギアで一気に踏み込む。あっと言う間にレブリミッタにあたり2速に入れる。ターボの効きが体感できるギアだ。タクシーはあっと言う間に離れる。一般道なのでこれが限度。あとは第三京浜まで我慢する。

 港北インターからいよいよステージに突入である。
 ゲートは空いている。ETCは本当に便利だ。特に第三京浜のように小銭で支払うような場合に助かる。
 ゲートを通過すると右に進路を取り、横浜方面を目指す。ややきつい右カーブが続くがお構いなしにアクセルを踏み込む。HICASの作動とPOTENZAおの踏ん張りを感じながら車速はあがっていく。そして本線合流。
 一気に3速フルアクセルでレブにあたる。4速、5速とシフトアップしてエンジン回転数を落とし、巡行態勢に入る。車線は中央もしくは左側を多用する。

 今日は基本的に自分のペースで気持ちよく走る事を優先する。だからバトルなんて言語道断。大体一般道においてレースまがいの行為をする事自体信じられない。  

 ほどなく保土ヶ谷料金所に差しかかる。今回もETCのありがたみを痛感。と、隣のゲートを通過するクラウンアスリートが目に入る。しばらくはルームミラーには映っていなかった所を見ると、ドーナツテールに異様なまでの闘志を燃やして追走してきたに違いない。
 今日はこういうのは嫌なんだよな、と思いつつ走りが久しぶりだったのが災いして自制心が一瞬崩れる。ゲート通過後に一気にアクセルを踏み込む。先方も大排気量にものをいわせ?追走して来る。確かに速い、でも所詮はAT車。本来の操る楽しみは少ないと思う。こちらはそのままの状態で走行。と、先方は突如ウィンカを点滅させて一般道に降りて行った。

 そしてトンネルに突入。すると新型エスティマが合流してきた。基本的にああいう車高があるクルマに先行される事は視界が悪くなる事から嫌い。再度加速して前にでる形で再度ETCゲートに。

 ゲートを出るとストレートが続く。ここで一気に加速。そして横羽線と湾岸線の分岐路に差しかかる。迷わず湾岸線にコースを取る。
 右カーブに差しかかる。アクセルを戻しエンジンブレーキの効きを感じながら走る。そして本線に合流。

おあつらえむきに交通量は少なく、ペースを乱すような無謀なクルマもいなさそう。
大変に気持ちよく走行できそうだ。やがて左手にみなとみらいのビル群が見えてきた。
さあ、久しぶりのステージに突入だ。

(つづく)

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